Flasherのための Scaleform GFx セミナーまとめ

ゲームのUIをAdobe Flashで作成できるツール

Scaleform GFx

のセミナー
『Scaleform・Adobe 共同セミナー:Flashコンテンツをゲームプラットフォームへ展開する技術、ビジネス』
のFlasherのためのまとめ。

Scaleform GFx

を使えばFlashで家庭用ゲーム機用ゲームを開発が可能で、タイトルをリリースすればiPhoneゲームなんか目じゃないくらいウハウハだよ!!

・・・などという期待を込めて参加しましたが、その期待は脆くも崩れ去りました。

結論からいいますと、個人、SOHOレベルでこれら家庭用ゲーム機のゲームを開発してリリースするのはまず無理です。
法人であっても、そのハードルはかなり高いと思われます。
というかそもそも

Scaleform GFx

だけで開発は無理だし。

その理由について。

まず、Scaleform GFxでWiiWareのあいうえ・おーちゃんを開発した(株)ホームメディアの方が、アメリカの任天堂を例に、Wiiなどのゲーム開発上の資格について紹介してくれました。
※国内の話は機密事項のためか触れていませんでした。

■認定デベロッパーになり、厳しい秘密保持契約にサインしたうえできちんとした安全なオフィスで開発をしないといけない。
つまり、ホームオフィスは無理だし個人など論外。

■認定デベロッパーになれても、パブリッシャー(販売元)になること、販売することはまた別。タイトルをリリースできるかどうかの判断は任天堂がする。

※以上はTo become an Authorized Developer for Wii, WiiWare and/or Nintendo DSに詳しく書いてあります。

つまり開発するために認定デベロッパーになる必要があり、それと別にゲームの企画を任天堂に承認してもらう必要があるとの事です。
また、Scaleform GFxでの開発に際してもファーストパーティ(=任天堂など)とライセンス契約している必要があるそうです。

家庭用ゲーム機の世界ではビジネススキームが出来上がっているそうで、そこにまず入り込む必要があるとScaleformの方がおっしゃっていました。

■メインプログラムの開発が大変
Scaleform GFxだけでゲーム開発の全てができるわけではないので、プラットフォームとやりとりするメインプログラムが別途必要となります。
ここがFlasherにとっては高い高いハードル。

(株)ホームメディアの方いわく、最もコストが掛かったのがメインプログラム(C++)の自社開発だったそうで、1タイトルだけではとてもペイしないくらいだとおっしゃっていました。
開発人数は数名ですが、パラッパラッパーのメインプログラマーだった方など大変優秀な人材だそうです。

自社開発しない場合は大変高額なゲームエンジンを利用することになるのでこちらは費用的に難しそう。


また、開発においてもゲーム機はメモリがシビアなのでその辺を意識したデザイン、設計が要求されます。

以上のような理由で、家庭用ゲーム機をFlasherが開発する日はまだ遠そうですが、その他セミナーで得た情報を記します。

○AS 3.0のサポート
1年くらい以内にサポートとの事。

○iPhoneやカーナビなどその他プラットフォームの提供について
提供する可能性はあるとの事。

○Flasherがゲーム開発に関わるには?
ゲーム会社にはActionScriptを書ける人は多くはないそうなので、ゲーム会社に入るのも手かもしれない。
外注という可能性もあるが、現在は外注は少ないらしい。


あと一番の収穫が
SWFファイルをいままでずっとエスダブリュエフファイルっていってたけど、スゥイフって読むって知った事(Adobeの人が言ってた)。
タグ:Flash まとめ
posted by digital-squad at 2009年06月19日 00時35分 | Comment(0) | TrackBack(0) | Flash / ActionScript
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